
- 資格・研修
- 2025.7.28
「国際教育に自信がない…」は卒業!オンラインで始める、教員のキャリアを変える国際資格の選び方
目次
国際化の波に乗り遅れないために 今、教員がオンラインで資格取得を目指すべき理由
「国際教育の担当になったけれど、正直自信がない…」「これからのキャリア、このままで大丈夫だろうか…」そのようなお悩みや不安を抱えている先生は、決して少なくありません。グローバル化が加速する教育現場で、私たち教員に求められるスキルも日々変化しています。
この記事では、忙しい毎日の中でも、オンラインでご自身の専門性を高め、未来のキャリアを切り拓くための「国際資格」という選択肢について、具体的にお話ししていきます。
「国際教育の担当だけど自信がない」そんな悩みを抱えていませんか

国際教育の推進リーダーに任命されたり、海外大学への進学希望の生徒を担当したりする中で、ご自身の知識やスキルに不安を感じる瞬間はありませんか。私自身も、日本の高校で教えていた頃、海外の教育事情に詳しいわけではなく、生徒の多様な進路相談に十分応えられているか、常に自問自答していました。
このような不安は、英語力そのものだけでなく、海外の教育システムや多様な文化背景を持つ生徒への指導法に関する知識不足から生じることが多いです。
例えば、海外の大学評価基準や、探究型学習の具体的な指導案について問われた際に、自信を持って答えられない経験は、専門家としての自信を揺るがします。
しかし、その悩みは、あなたの成長の伸びしろを示している証拠でもあるのです。
資格がキャリアアップと給与交渉に直結する時代の到来

今、教育現場では「国際資格」を持つ教員の価値が非常に高まっています。これは、資格があなたの教育スキルや専門性を客観的に証明する、強力なパスポートになるからです。国際バカロレア(IB)認定校やグローバル教育に力を入れる私立学校では、資格を持つ教員を積極的に採用し、重要なポストに登用する傾向が顕著です。
実際に、資格手当を支給したり、昇進の条件としたりする学校も増えてきました。これは、資格取得の過程で得られる知識やスキルが、学校全体の教育の質を高め、魅力を向上させることに直結すると認識されているためです。
将来的にインターナショナルスクールや海外の日本人学校への転職を考えている場合、国際資格は必須条件となることも少なくありません。資格という「確かな証」を手に入れることは、キャリアの選択肢を広げ、より良い待遇を目指す上での力強い交渉材料となるのです。
忙しい教員でも大丈夫 オンライン学習の3つのメリット

「資格には興味があるけれど、日々の業務が忙しくて学習時間を確保できない…」そうお考えの先生も多いでしょう。そこで大きな力となるのが、オンライン学習です。
最大のメリットは、何と言ってもその「柔軟性」にあります。通勤時間や就寝前の少しの時間、週末など、ご自身のライフスタイルに合わせて学習を進めることができます。
また、地理的な制約がないため、日本にいながらにしてイギリスの国家認定資格のような、世界的に評価の高いプログラムを受講することも可能です。これは、海外に留学する場合と比較して、費用を大幅に抑えられるという経済的なメリットにも繋がります。
仕事を続けながら、ご自身のペースで着実にスキルアップを目指せるオンライン学習は、まさに現代の多忙な教員にとって最も現実的で効果的な学びのスタイルと言えるでしょう。
この記事を読めばあなたに最適な教員向け資格が見つかります

ここまでお読みいただき、国際資格やオンライン学習の可能性を感じていただけたのではないでしょうか。この記事では、この後さらに踏み込んで、具体的な国際資格の種類と比較、そしてご自身の目標や状況に合った資格をどう選べば良いのか、その具体的なステップを解説していきます。
「どの資格が自分に合っているのだろう?」「英語力に少し不安があるけれど、挑戦できるだろうか?」そんな疑問にもしっかりお答えしていきます。この記事を最後まで読めば、漠然としていたあなたのキャリアプランがより明確になり、「これなら私にもできるかもしれない」という具体的なアクションプランが見えてくるはずです。
あなたの新しいキャリアの扉を開く、その第一歩を一緒に踏み出しましょう。
【目的別】オンラインで学べる教員向け国際資格を徹底比較
世の中には様々な教員向け国際資格があり、どれが自分に合っているのか見極めるのは大変ですよね。ここでは、代表的な国際資格をピックアップし、それぞれの特徴や目的、どんな先生におすすめなのかを比較しながら解説します。ご自身のキャリアゴールと照らし合わせながら、最適な資格を見つけるための参考にしてください。
国際的な教育の専門家を目指すIB(国際バカロレア)教員認定証

国際バカロレア(IB)は、世界中の大学で認められている教育プログラムであり、その教員認定証は国際教育の分野で非常に高い評価を得ています。
IBの最大の特徴は、知識の暗記に偏らず、生徒自身が主体的に学ぶ「探究型学習」を重視している点です。教員には、生徒の思考力や探究心を育むためのファシリテーターとしての役割が求められます。
この資格は、将来的に国内外のIB認定校で働きたいと考えている先生に特におすすめです。取得には、IBの教育理念やカリキュラム、評価方法について深く学ぶ必要があります。オンラインで提供されている大学院のプログラムなどを通じて取得を目指すことができ、教育者としてより高いレベルの専門性を身につけたいという意欲のある方に最適な資格と言えるでしょう。
IB教員資格の取得方法 比較表
比較項目 | 方法1:IB認定大学プログラム | 方法2:IB公式ワークショップ |
---|---|---|
目的・得られるもの | 正式な「IB教員認定証」の取得(国際的に認められた教員資格) | 専門スキルの向上と、IB教育への理解(※ これだけでは正式な認定証にはならない) |
対象者 | ・これからIB教員を目指す方・体系的にIB教育を学びたい方・修士号などの学歴も得たい方 | ・主にIB認定校の現職教員・IB校への就職を目指し、実践的スキルを身につけたい方 |
取得・参加方法 | IB機構が認定した大学・大学院の指定プログラムを修了する。 | IB機構のウェブサイトから参加したいワークショップを検索し、直接申し込む。 |
学習・評価形式 | ・大学での講義、研究、論文作成・IB認定校での教育実習・プログラム修了後にIB機構へ申請 | ・数日間の集中研修(対面またはオンライン)・特定の教科やテーマについて、他の教員と実践的に学ぶ・修了者には「参加証」が発行される |
期間の目安 | 1年~2年程度 | 3日間程度(オンラインの場合は数週間) |
費用の目安 | 30万円 ~ 150万円以上(大学の履修料・学費による) | 7万円 ~ 15万円程度(1ワークショップあたり) |
日本での取得 | 筑波大学、玉川大学、関西学院大学など、国内の複数の大学でプログラムが提供されている。 | 日本国内のIB認定校を会場として、対面でのワークショップが定期的に開催されている。 |
英語で教科指導を行う力を証明するNOCN国際教育者ライセンス

NOCN(National Open College Network)は、英国の国家資格認定機関であり、そのライセンスは国際的に通用する信頼性の高い資格です。
この資格の大きな特徴は、教育理論だけでなく、実際の教育現場で「どう教えるか」という実践的な指導スキルに重きを置いている点です。指導案の作成から、多様な学習者への対応、評価方法まで、具体的なスキルを体系的に学び、証明することができます。
この資格は、教科指導に英語を取り入れたいと考えている先生や、ご自身の指導スキルを国際的な基準で磨きたい方に最適です。
例えば、Global Teachers Schoolでは、このNOCN認定の資格取得コースをオンラインで提供しており、日本にいながら英国の質の高い教育プログラムを学ぶことが可能です。すぐに授業で使える実践的なスキルを身につけたい先生にとって、非常に価値のある資格です。
NOCN資格取得方法の比較(日本 と 海外)
項目 | 日本での取得方法 | 海外での取得方法 |
提供可能機関 | 日本国内Global Teachers School NOCN認定センター | 海外NOCN認定センター |
プロセス | センターが提供するコースに申し込み、サポートを受けながら学習を進めることができます。 | 海外の認定センターを探し、オンラインコースに直接申し込みます。やり取りは基本的に英語になります。 |
費用の目安 | 25万円 ~ 100万円程度 | 20万円 ~ 50万円程度 |
メリット | ● 日本語でのサポートが受けられる場合がある● 日本の教員免許状を取得している場合、国内の教育事情を理解した上で指導を受けられる● 手続きや相談がスムーズ | ● 認定センターの選択肢が豊富にある可能性がある● コース受講料そのものは安い場合がある |
注意点 | ● 国内では特定の資格を提供している認定センターが限られる場合がある | ● 全てのやり取りが自己責任となる● 時差や言語の壁がある● サポート費用などが別途必要になる場合がある |
英語教授法の国際標準資格ケンブリッジCELTA・TKT

英語教育に携わる先生であれば、ケンブリッジ大学が認定する英語教授法資格の名前を耳にしたことがあるかもしれません。中でも有名なのが「CELTA」と「TKT」です。
CELTA(Certificate in English Language Teaching to Adults)は、英語を母国語としない成人に英語を教えるための国際資格で、指導実習が含まれるなど、非常に実践的な内容で知られています。世界中の語学学校で通用する、信頼性の高い資格です。
一方、TKT(Teaching Knowledge Test)は、指導実習はなく、英語教授法に関する知識を測るテスト形式の資格です。ご自身の指導法に関する知識を客観的に確認したい、またはCELTAに挑戦する前のステップとしたい先生におすすめです。
どちらもオンラインでの受講が可能で、ご自身の英語指導の専門性を高めたい方にとって、確固たる土台となる資格です。
ケンブリッジCELTA・TKTの取得方法 比較表
比較項目 | CELTA (Certificate in English Language Teaching to Adults) | TKT (Teaching Knowledge Test) |
---|---|---|
目的・得られるもの | 実践的な英語指導スキルと、指導経験(国際的に最も評価の高い英語教授資格の一つ) | 英語指導に関する知識の証明(手軽に受けられるモジュール式の知識テスト) |
対象者 | ・英語教師として本格的なキャリアを目指す方・指導未経験者から現職教員まで | ・英語指導の知識を客観的に証明したい方・CELTA受講前の準備としたい方 |
取得方法 | ケンブリッジが認定した世界中の「認定センター」で、指定のトレーニングコースを修了する。 | ケンブリッジが認定した世界中の「テストセンター」で、希望するモジュールの試験を受験する。 |
学習・評価形式 | ・指導実習が必須(実際の英語学習者を相手に模擬授業を行う)・指導案作成、筆記課題の提出・トレーナーによる指導実習の評価 | ・ペーパーテスト(選択問題形式)・指導実習や課題提出は無い・合否ではなく、知識レベルがバンド1~4で示される |
期間の目安 | ・フルタイム:4~5週間・パートタイム:数ヶ月~1年程度 | ・試験時間:1モジュールあたり80分・自分のペースで学習し、好きなタイミングで受験可能 |
費用の目安 | 25万円 ~ 40万円程度(コース受講料) | 8,000円 ~ 15,000円程度(1モジュールあたりの受験料) |
取得方法(日本) | 日本国内にも認定センターが存在し、対面・オンライン・ハイブリッド形式でコースを提供している。 | 日本国内のテストセンターで受験が可能。 |
幅広い教育現場で通用するTESOL(英語教授法)資格

TESOL(Teaching English to Speakers of Other Languages)は、英語を母国語としない人々に英語を教えるための教授法全般を指し、その修士号や資格コースは世界中の大学や教育機関で提供されています。
TESOLの魅力は、その汎用性の高さにあります。幼児教育から高等教育、ビジネス英語まで、幅広い分野や年齢層を対象としたプログラムが存在するため、ご自身の興味やキャリアプランに合わせて専門分野を深めることができます。
特に、児童英語教育や、特定の目的(例:大学進学、ビジネス)のための英語教育に特化したい先生におすすめです。オンラインで受講できるTESOLプログラムは非常に多く、大学院レベルの本格的なものから、短期間で修了できるサーティフィケートコースまで様々です。
ご自身の指導の幅を広げ、多様な学習者のニーズに応えたいと考える先生にとって、最適な選択肢の一つとなるでしょう。
TESOL資格の取得方法 比較表
比較項目 | TESOL講座(サティフィケート/ディプロマ) | TESOL修士号(MA in TESOL) |
---|---|---|
目的・得られるもの | 実践的な英語指導のスキルとテクニック | 英語教授法に関する高度な専門知識と研究能力 |
対象者 | ・これから英語教師を目指す方・現在の指導スキルを向上させたい現職教員 | ・大学や教育機関でのキャリアを目指す方・カリキュラム開発や教員育成に携わりたい方 |
取得方法 | ・民間の語学学校やオンラインスクールが提供する養成講座を修了する | ・国内外の大学院(修士課程)を修了する |
学習・評価形式 | ・オンラインでの講義、課題提出、指導案作成・コースによっては模擬授業(指導実習)も含まれる | ・大学院での講義、研究、セミナー、論文執筆・学術的なアプローチが中心 |
期間の目安 | 数週間 ~ 6ヶ月程度(120時間コースなどが一般的) | 1年 ~ 2年程度 |
費用の目安 | 3万円 ~ 30万円程度(オンライン講座の場合) | 150万円 ~ 300万円程度(大学院の学費) |
日本での取得 | 日本の代理店を通じたオンライン講座、または海外のオンライン講座を直接受講するのが一般的。 | 上智大学、テンプル大学、関西大学など、日本国内の大学院でも修士号の取得が可能。 |
目的や費用で比較 あなたに合う資格はどれ?

ここまで4つの代表的な資格をご紹介しましたが、「結局、自分にはどれがいいの?」と迷われるかもしれません。資格選びで大切なのは、まず「何のために資格を取りたいのか」という目的を明確にすることです。
例えば、「IB認定校で働きたい」ならIB教員認定証、「すぐに授業で使える実践スキルが欲しい」ならNOCN国際教育者ライセンスが近道かもしれません。ここではIB教員認定資格とNOCN国際教育者ライセンスを比較してみます。
次に、予算や学習に充てられる期間も重要な要素です。大学院レベルの資格は時間も費用もかかりますが、その分専門性は高まります。一方で、短期集中のサーティフィケートは、手軽に専門性をプラスしたい場合に有効です。
これらの要素を総合的に考え、ご自身の状況に最もフィットする資格を選ぶことが、学習を継続し、目標を達成するための鍵となります。焦らず、じっくりと比較検討してみてください。
IB教員認定証 vs NOCN国際教育者ライセンス 比較表
比較項目 | IB教員認定証 | NOCN国際教育者ライセンス |
---|---|---|
主な取得ルート | IB認定の大学プログラムを修了する | NOCN認定センターのコースを修了する |
費用の目安 | 30万円 ~ 150万円以上(※ワークショップ参加のみなら7万円~) | 25万円 ~ 100万円程度 |
目的・特徴 | ・体系的な教育理論を学術的に学ぶ・修士号など学歴も同時に得られる場合がある・IB認定校への就職に非常に有利 | ・実践的な指導スキルの習得に特化・ポートフォリオ作成を通じて指導実践を振り返る・国際的に通用する指導力を証明・海外の学校への就職も可能 |
期間の目安 | 1年~2年程度(大学院の課程など) | 半年~1年程度 |
こんな方におすすめ | ・時間をかけてでもIB教育を深く研究したい方・大学院の学歴も同時に得たい方 | ・すぐに授業で使える実践的なスキルを身につけたい方・指導力を客観的に証明したい方 |
失敗しない教員向け国際資格の選び方 3つのステップ
自分に合わない資格を選んでしまうと、時間も費用も無駄になりかねません。そうならないために、ここでは資格選びで失敗しないための具体的な3つのステップをご紹介します。
このステップに沿って考えることで、あなたの目標達成への最短ルートがきっと見えてくるはずです。
Step1 あなたのキャリアゴールを明確にする

資格選びの第一歩は、コンパスの針を合わせるように、ご自身のキャリアのゴールを定めることです。まずは、「5年後、10年後にどんな教育者になっていたいか」を具体的に想像してみてください。
例えば、「今の学校で国際教育のリーダーとして活躍したい」「インターナショナルスクールに転職して、よりグローバルな環境に身を置きたい」「将来的には海外で教えてみたい」など、人によってゴールは様々です。
このゴールが明確であればあるほど、必要な資格もおのずと絞られてきます。今の学校でのキャリアアップが目的なら、現在の職場で評価されやすい資格や、すぐに実践できる指導法が学べる資格が有効でしょう。
一方で、海外での就職を目指すなら、国際的な通用度が最も重要な判断基準になります。まずは紙に書き出すなどして、ご自身の理想の未来像を具体化することから始めてみてください。
Step2 現在の英語力とスキルレベルを客観的に把握する

次に大切なのが、現在地を正確に知ること、つまりご自身の英語力や指導スキルを客観的に把握することです。多くの国際資格プログラムでは、受講に必要な英語力の目安としてCEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)のレベルが提示されています。
例えば、「B2レベル以上推奨」といった具合です。ご自身の英語力がどのレベルにあるのか、オンラインの無料診断テストなどを活用して確認してみましょう。
また、指導スキルについても、「自分は生徒の主体性を引き出すのが得意か、それとも苦手か」「デジタルツールの活用はどの程度できるか」など、これまでの経験を振り返り、ご自身の強みと課題を整理することが重要です。
現在地を正しく把握することで、目標とする資格との距離が明確になり、挑戦すべき資格のレベルや、資格取得の前に英語力向上に集中すべきか、といった具体的な計画を立てることができます。
Step3 学習スタイルに合ったオンラインプログラムを見極めるポイント

オンライン学習と一口に言っても、その形式は様々です。自分に合った学習スタイルのプログラムを選ぶことが、挫折せずに学び続けるための重要なポイントになります。
例えば、録画された講義をいつでも視聴できる「オンデマンド型」は、自分のペースで学習を進めたい方や、決まった時間を確保するのが難しい方に最適です。
一方、決まった時間にリアルタイムで講義やディスカッションが行われる「ライブ授業型」は、他の受講生との交流を通じて刺激を受けたい方や、強制力があった方が学習を続けやすいという方に向いています。
また、課題に対するフィードバックの質や、講師に質問しやすいサポート体制が整っているかも必ず確認しましょう。体験談や説明会などを活用し、プログラムの中身をしっかり見極めることが大切です。
英語力に不安でも安心 CEFRレベル別に最適な学習プランを立てる方法

「国際資格に興味はあるけれど、自分の英語力ではまだ早いかも…」そんな風に感じている先生もご安心ください。目標が高く見える時こそ、段階的なステップを踏むことが成功への鍵です。
例えば、私たちのGlobal Teachers Schoolでは、いきなり資格取得コースを目指すのではなく、まずご自身のCEFRレベルに合った「英語力育成コース」からスタートするという選択肢をご用意しています。
例えば現在B1レベルの方なら、まずはB2レベル到達を目標に英語の4技能をバランス良く強化し、自信がついた段階で資格コースへ進む、というように、あなただけのロードマップを描くことができます。
英語力が不安だからと諦める必要は全くありません。むしろ、英語力をしっかり固めてから挑戦する方が、資格コースの内容をより深く理解でき、結果的に学習効果も高まります。
あなたの現在地から始められるプランが必ずあります。
資格取得で拓く未来 インターナショナルスクールや海外勤務への道
資格を取得することはゴールではありません。それは、あなたのキャリアの可能性を大きく広げ、理想の未来を実現するためのスタートラインです。ここでは、資格取得後にどのような未来が拓けるのか、具体的な事例を交えながらご紹介します。あなたの心が躍るような、新しいキャリアのイメージを膨らませてみてください。
資格取得者の声 国内でのキャリアアップ事例

国際資格を取得した多くの先生が、まずは現在の勤務先でその価値を発揮しています。例えば、私がサポートしたある中学校の英語の先生は、NOCN国際教育者ライセンスを取得後、その実践的な指導法が評価され、校内の英語科主任に抜擢されました。
資格取得で得た自信とスキルを活かし、今では他の先生に向けた研修で講師を務めるなど、学校全体の英語教育をリードする存在として活躍されています。
このように、資格はあなたの専門性を校内で「見える化」し、新たな役割や責任あるポジションを得るきっかけとなります。生徒からの信頼が厚くなるのはもちろん、同僚や管理職からの評価も変わり、よりやりがいのある仕事に取り組めるようになるでしょう。
あなたの学校を、あなたの力でより良く変えていく。そんな未来が、資格取得の先に待っています。
夢を実現 海外の教育現場で活躍する先輩たちの体験談

「いつかは海外で教えてみたい」という夢をお持ちの方にとって、国際資格はまさにその夢を叶えるためのパスポートです。実際に、CELTAやTESOL、国際教育者ライセンスなどを取得し、アジアのインターナショナルスクールや欧米の日本人学校へ転職を果たした先生方は数多くいらっしゃいます。
ある方は、「資格があったからこそ、書類選考を突破し、面接でも自分の教育観を自信を持って語ることができた」と話してくれました。海外の教育現場では、多様な文化や価値観を持つ同僚や生徒たちと協働する中で、教育者としてだけでなく、一人の人間としても大きく成長することができます。
文化の違いに戸惑うこともあるかもしれませんが、それを乗り越えた先には、日本では決して得られない貴重な経験と達成感が待っています。
あなたの教室は、もう日本だけではありません。
国際教育プロジェクトを自信を持ってリードする自分になる

資格取得のプロセスで得られるものは、知識やスキルだけではありません。最大の収穫は、国際基準の教育を学んだという「自信」です。これまで引け目を感じていた国際教育プロジェクトのミーティングでも、もう物怖じする必要はありません。
あなたは、確かな理論的背景と実践的なスキルに基づき、堂々と意見を述べ、議論をリードすることができるようになります。
例えば、「このプロジェクトには、〇〇という教育理論に基づいた評価方法を取り入れるべきです」といった専門的な提案ができるようになるでしょう。その姿は、同僚からの信頼を集め、プロジェクトを成功に導く原動力となります。
生徒や保護者、そして同僚からも「国際教育のことなら、あの先生に相談しよう」と頼られる存在になる。そんな、専門家として輝くあなた自身の姿を想像してみてください。
理想のキャリアへの確かな一歩を踏み出そう

ここまで、資格取得がもたらす様々な可能性についてお話ししてきました。国内でのキャリアアップ、海外への挑戦、そして専門家としての自信。これらはすべて、遠い夢物語ではありません。今日、あなたが踏み出す「学びの一歩」が、確実に未来へと繋がっていきます。
もちろん、新しい挑戦には不安がつきものです。しかし、大切なのは、完璧な準備が整うのを待つことではなく、まずは情報収集を始め、小さな一歩を踏み出してみることです。
今のあなたに必要なのは、漠然とした不安を、具体的な行動計画に変えるための「きっかけ」です。この記事が、そのきっかけとなれたなら、これほど嬉しいことはありません。
あなたの理想のキャリアは、あなた自身の手で創り出すことができるのです。
あなたの目標達成を加速させる Global Teachers Schoolの全コース紹介
「自分に合った学び方で、着実に国際資格を目指したい」その想いに応えるのが、私たちGlobal Teachers Schoolです。
ここでは、あなたの現在のレベルと目標に合わせて、最適な学習プランを組めるよう設計された、私たちのコースラインナップを具体的にご紹介します。
あなたのキャリアプランを実現するための、具体的な道筋がここにあります。
国際基準の教育スキルをオンラインで実践的に学ぶ

Global Teachers Schoolの最大の特徴は、単に資格を取るための知識を学ぶだけでなく、国際基準の「実践的な教育スキル」が身につくことにあります。私たちのプログラムは、英国の資格認定機関NOCNの基準に基づき、理論と実践が有機的に結びつくよう設計されています。
例えば、コースの中では、インクルーシブ教育の理論を学んだ上で、実際に多様な生徒がいるクラスを想定した指導案を作成し、講師から具体的なフィードバックを受けます。
このような実践的なトレーニングをオンラインで繰り返すことで、学んだ知識が「知っている」レベルから「使える」レベルへと昇華します。英語でのプレゼンテーションスキルやディスカッションスキルも磨かれるため、修了する頃には、国際的な教育現場で堂々とパフォーマンスできる本物の実力が身についているでしょう。
まずはここから 国際教育者資格取得コース(NOCN資格)

私たちのメインコースが、英国の国家認定資格である「NOCN国際教育者資格」の取得を目指すコースです。このコースは、あなたのレベルに応じて2つのステップをご用意しています。
CEFR B1レベル以上の方には、まずは入門的な「教育スキル専門能力開発コース(Level 3)」で、教育の基礎を4ヶ月で学びます。
そして、本格的な国際資格を目指すCEFR B2レベル以上の方には、1年間かけて包括的な教育理論と実践を学ぶ「国際教育者ライセンス取得コース(Diploma)」へと進んでいただきます。
このDiplomaは、あなたの教育者としての専門性を国際的に証明する非常に強力な資格となります。あなたの目標に応じて、最適なレベルからスタートできるのが大きな魅力です。
資格取得の土台を作る 英語力育成コース

「資格には興味があるけれど、まずは英語力をなんとかしたい…」という方のために、私たちは「英語力育成コース」を設けています。このコースは、国際資格の取得に必要な英語力を、CEFRレベルごとに段階的に、そして効率的に身につけることを目的としています。
現在のあなたのレベルに合わせて最適化されたカリキュラムで学ぶため、無理なく、そして無駄なく英語力を伸ばすことが可能です。
最短3ヶ月から受講でき、単に英語を学ぶだけでなく、「英語で教育について考える」ための思考力(英語脳)を鍛えるトレーニングも取り入れています。資格取得という明確な目標があるからこそ、英語学習のモチベーションも維持しやすくなります。
資格挑戦の前に、まずは盤石な土台を築きましょう。
指導力をさらに高める 教育スキル・グローバルリーダー育成コース

資格取得後、さらにご自身の専門性を高めたいという意欲的な先生のために、私たちはオプションとして2つの育成コースをご用意しています。
一つは、英語での表現力を磨く「教育スキル育成コース」です。プロフェッショナルなプレゼンテーションスキルなどを集中的にトレーニングします。
もう一つは、より広い視野を養う「グローバルリーダーコース」です。このコースでは、SDGsや21世紀スキルといった現代的なテーマについて学び、社会課題の解決策を企画・提案する力を養います。
これらのコースを通じて、あなたは単なる教員ではなく、次世代を育てるグローバルな教育リーダーとしての資質を身につけることができるでしょう。あなたの探究心に応える、プラスアルファの学びがここにあります。
次のキャリアへ踏み出すあなたへ まずは個別相談で不安を解消しませんか
ここまで様々な情報に触れ、あなたの頭の中には期待と同時に、いくつかの疑問や不安も浮かんでいるかもしれません。それは、真剣にキャリアを考えている証拠です。
その大切な一歩を、私たちに応援させてください。あなたの状況に合わせた、最適なプランを一緒に見つけましょう。
オンライン個別相談でできること あなただけの学習ロードマップ作成

オンライン個別相談は、単なる質疑応答の時間ではありません。あなたのための、オーダーメイドの学習計画を立てるための、非常に重要なセッションです。
具体的には、まずあなたのキャリアゴールや現在の悩みについて詳しくヒアリングします。その上で、あなたの英語力やご状況に合わせた最適なコースや学習の進め方をご提案します。
「資格取得まで、どのくらいの期間と費用がかかるのか」「仕事と両立するための、具体的な学習スケジュールの立て方」など、あらゆる疑問にお答えします。相談が終わる頃には、漠然としていた目標が、具体的な「いつまでに、何を、どうやって学ぶか」という明確なロードマップに変わっているはずです。
このロードマップが、あなたの学習の強力な羅針盤となります。
申し込みは簡単1分 最適なスタート地点を見つけましょう

「相談してみたいけれど、手続きが面倒そう…」と思われるかもしれませんが、ご安心ください。オンライン個別相談のお申し込みは、当サイトのフォームから、わずか1分で完了します。ご希望の日時をいくつか選んでいただくだけで、複雑な入力は一切ありません。
未来を変えるための行動は、時に少しの勇気が必要です。しかし、その一歩を踏み出さなければ、景色は決して変わりません。まずは、あなたの現状や想いを話してみることから始めてみませんか。
無理な勧誘などは一切ありませんので、どうぞお気軽な気持ちでお申し込みください。あなたにお会いできるのを、心から楽しみにしています。
私たちが、あなたのキャリアにおける最高のスタート地点を見つけるお手伝いをします。
【補足情報】国内の教員免許状をオンラインで取得する方法
ここまでは国際資格を中心にお話ししてきましたが、「まずは日本の教員免許状をオンラインで取得したい」という方もいらっしゃるかもしれません。このセクションでは補足情報として、通信制大学などを活用して国内の教員免許を取得する方法について、簡潔にご紹介します。
通信制大学で取得できる教員免許の種類一覧

現在、多くの通信制大学で、働きながら教員免許状を取得するためのコースが設けられています。オンラインで取得できる免許状の種類は大学によって様々ですが、主に幼稚園教諭、小学校教諭、中学校教諭(国語、社会、英語など)、高等学校教諭(地理歴史、公民、商業など)、そして養護教諭の免許状などが挙げられます。
特に、小学校の教員免許は、中学校や高校の免許を持っている方が比較的少ない単位数で取得できる場合があるため、キャリアチェンジを考える方にも人気があります。
ご自身が取得したい免許の種類や教科が、希望する大学の通信教育課程で開設されているか、まずは各大学のウェブサイトで確認することから始めましょう。
オンライン学習とスクーリング 教員免許取得までの流れ

通信制大学で教員免許を取得する場合、学習は主に「オンラインでのテキスト学習とレポート提出」で進みます。ご自身のペースで学習を進め、科目ごとに設定されたレポートを提出し、合格すると科目終了試験の受験資格が得られます。試験に合格すると、その科目の単位が認定されるという流れです。
ただし、全ての学習がオンラインで完結するわけではありません。教員免許の取得には、大学に直接通って受講する「スクーリング(対面授業)」や、実際に学校現場で行う「教育実習」、そして「介護等体験」が法律で義務付けられています。
これらの対面での活動が必要になる点は、あらかじめ理解しておく必要があります。オンラインでの学習と、対面での実習を組み合わせることで、免許取得を目指します。
後悔しない通信制大学の選び方 4つの比較ポイント

ご自身に合った通信制大学を選ぶためには、いくつかのポイントを比較検討することが重要です。
第一に、「取得したい免許状の課程があるか」はもちろんですが、第二に「スクーリングの場所と日程」も必ず確認しましょう。スクーリングは全国各地で行われる場合もあれば、大学のキャンパスでしか行われない場合もあります。
ご自身の住まいや仕事の都合と合うか、現実的な計画が立てられるかを見極める必要があります。
第三に、「学習サポート体制」です。質問への対応や、学習計画の相談に乗ってくれる担任制など、挫折させないための仕組みが整っているかを確認しましょう。
最後に、「総費用」です。学費だけでなく、スクーリングの交通費や宿泊費なども含めて、卒業までにかかる費用を総合的に比較することが、後悔しない大学選びの鍵となります。
<主な教員免許状が取得できる通信制大学の例>
大学名 | 所在地 | 特徴・取得可能な免許の例 |
---|---|---|
佛教大学 | 京都府 | 幼稚園〜高校、特別支援まで幅広い校種と教科に対応。歴史と実績が豊富で、19種類もの教員免許状が取得可能。 |
明星大学 | 東京都 | 幼稚園〜高校、特別支援まで幅広い校種に対応。特に小学校教員の養成に定評がある。 |
玉川大学 | 東京都 | 幼稚園〜高校まで幅広い校種に対応。教育学部が有名で質の高い教育を提供。 |
聖徳大学 | 千葉県 | 幼稚園、保育士、小学校〜高校、養護教諭の養成に強い。手厚いサポート体制で知られる。 |
星槎大学 | 神奈川県 | 幼稚園〜高校まで幅広い校種に対応。札幌、横浜、名古屋、大阪、福岡の学習センターでスクーリングが可能。 |
環太平洋大学 | 岡山県 | 次世代教育学部を設置し、小学校や中学校、高校(英語・数学)などの免許状に対応。 |
創価大学 | 東京都 | 幼稚園教諭、小学校教諭の取得が可能。オンライン学習でほとんどの単位が修得可能 |
※詳しくは各機関にお問い合わせください。
大学卒業だけじゃない 教員資格認定試験という選択肢

大学や大学院を卒業していなくても、教員免許状を取得する方法の一つに「教員資格認定試験」があります。
これは、文部科学省が実施する試験で、合格すれば大学の教職課程を修了していなくても、教員免許状が授与される制度です。幼稚園、小学校、特別支援学校の教諭の免許状が対象となります。(※実施される免許種は年度によって異なります)
この試験は、大学で単位を取得する方法に比べて、費用や時間を大幅に節約できる可能性があります。ただし、合格率は決して高くはなく、広範な知識と十分な準備が必要となる難関試験です。
教員として優れた資質能力を持つ人に広く門戸を開くための制度ですが、挑戦するには相応の覚悟と努力が求められます。ご自身の学力や状況を踏まえ、一つの選択肢として検討してみる価値はあるでしょう。
まとめ
本記事では、オンラインで学べる教員向け国際資格について、その種類から選び方、キャリアへの活かし方までを網羅的に解説しました。 グローバル化が加速する教育現場において、国際資格はあなたの専門性を客観的に証明し、キャリアの可能性を大きく広げるための強力な武器となります。
オンライン学習を活用すれば、多忙な中でも自身のペースで、世界基準のスキルを身につけることが可能です。 資格選びでは、ご自身のキャリアゴールと現在のスキルレベルを明確にし、あなたに最適なプログラムを見極めることが重要です。資格取得の先には、校内でのキャリアアップはもちろん、インターナショナルスクールや海外勤務といった新たな道も拓けています。
大切なのは、この知識を元に次の一歩を踏み出すことです。まずは個別相談などを活用し、専門家と一緒に具体的な計画を立ててみてはいかがでしょうか。あなたの挑戦を心から応援しています。
この記事に関連したよくある質問
- 英語力に自信がありませんが、国際資格の講座についていけますか
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ご安心ください。多くの方が同じ不安を抱えてスタートされます。例えば、Global Teachers Schoolでは、現在の英語力に合わせて無理なく始められるよう、CEFRレベル別に最適化された英語力育成コースをご用意しています。
まずは基礎的な英語力を固め、自信を持ってから資格取得コースへ進む、といった段階的な学習が可能です。まずはオンライン個別相談で、あなたのレベルに合ったプランを一緒に考えましょう。
- 仕事と両立できるか不安です。学習時間の目安はどのくらいですか
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お仕事との両立は、オンライン学習を選ぶ上で最も重要なポイントですよね。必要な学習時間はコースによって異なりますが、一般的には週に5〜10時間程度の学習時間を確保することが推奨されています。
大切なのは、毎日少しずつでも学習を続ける習慣をつくることです。私たちのスクールでは、学習スタイルに合ったオンラインプログラムを見極めるポイントもアドバイスしていますので、無理のない学習計画を一緒に立てることができます。
- オンラインでの学習だけで本当に資格を取得できますか
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はい、取得可能です。ご紹介した国際資格の多くは、オンラインプログラムを修了することで正規の資格として認定されます。
ただし、日本の教員免許状の場合は、オンライン学習に加えて対面での「スクーリング」や「教育実習」が必須となります。資格によって要件が異なりますので、ご希望の資格がどのような形式で取得できるのか、事前にしっかり確認することが大切です。
- 通信制大学で教員免許を取得するには何年かかりますか
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取得にかかる期間は、あなたの最終学歴や、すでに持っている免許状の種類によって大きく異なります。
例えば、大学卒業資格(学士)をお持ちでない場合は、大学の卒業と同時に免許を取得するため、4年間かかるのが一般的です。
一方で、すでに4年制大学を卒業している方であれば、必要な科目のみを履修するため、最短2年程度で取得できる場合が多いです。
各大学のシミュレーションなどを活用して、ご自身のケースを確認してみてください。
- 資格取得までにかかる費用の総費用はどれくらいを見込んでおけば良いですか
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費用は、取得する資格や教育機関によって大きく異なります。
例えば、国際資格のサーティフィケートコースであれば数ヶ月で20〜50万円程度から、大学院レベルの修士号となると2年間で200万円以上かかる場合もあります。
国内の通信制大学の場合は、卒業までに100万円前後が一つの目安となりますが、これに加えてスクーリングの費用なども必要です。
各機関のウェブサイトで詳細を確認し、比較検討することが重要です。